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藤沢・茅ヶ崎・平塚|まぶしがる、人混みで疲れる…「視覚過敏」と脳や原始反射の深い関係
さえぐさカイロの発達コースでよくみられる困りごとの第2回目は【感覚過敏② 視覚過敏】です。皆さんは視覚といえば視力の良し悪しはあっても、眼の見え方は同じだと思っていませんか?「目で見る」ということは、電磁波の一種である光(可視光線)を網膜で受け取り、受け取った情報を神経の信号に変換し、大脳の後ろの部分に到達してはじめて「見えた」と感じます。この過程の中で、瞳孔の大きさを変えて光の入る量を調節し、レンズの厚さを変えてクッキリ見えるようにし、色や形、奥行や立体感、動きの方向やスピードなどを、脳で計算してまわりの世界が「見えた」と認知するのです。また、見たいものをしっかり見るには、眼の動きもスムーズでなくてはいけませんし、ときには眼を素早く動かしたりする必要もあります。眼を動かしているのも脳の働きです。
こう考えていくと、眼と脳に関する様々な機能が正常に発達していないと、眼は開いて見てはいるのに、まわりの世界を正確にとらえたり認知するスピードに遅れが出たり、見ているだけで疲れてしまうということが起こります。「視覚過敏」という観点から言えば、瞳孔の調節が重要です。眩しいときには瞳孔を小さくして、眼に入る光の量を少なくします。また、暗いところではまわりをよく見るために、少しでも光を取り入れようとして瞳孔は広がります。瞳孔を小さくする神経は副交感神経ですが、この神経の働きが弱いと、瞳孔が開き気味になってしまい、光の刺激に敏感になってしまいます。また、人混みなどで疲れてしまう視覚過敏のタイプは、脳で見たものの動きの処理が苦手かもしれませんし、ゴチャゴチャした部屋が苦手な視覚過敏タイプは、色や形、立体感などの処理が苦手なのかもしれません。瞳孔を小さくする副交感神経は、身体がリラックスするときに働く神経です。光に過敏に反応する子供は副交感神経の働きが弱いかもしれません。逆に、交感神経が優位になっていて、瞳孔が大きくなっている可能性があります。このような状態は視覚からの情報を集めるために敏感になり、まわりを常に警戒している神経状態になっています。前回お話しした聴覚過敏も同様で、非常にストレスを受ける状態です。この状態と関係が深い原始反射がモロー反射です。
モロー反射とは生まれる前から4か月ぐらいまでに出現する原始反射で、産声を上げるときに必要になります。大きな音や視覚刺激、落ちる感覚などによって引き起こされ、びっくりするような体の反応と交感神経の活性化(ドキドキする、呼吸が早くなる、汗をかくなど)という反応が起きます。子育ての経験がある人なら、赤ちゃんの頭がカクンとなった後に、ビクッとして手足を広げる動きを覚えているかもしれません。モロー反射は4か月くらいで段々でなくなりますが、中には大きくなってもこの反射が残っている子供がいます。怖がりや精神状態が不安定な大人にも、多くの場合で残っていたりします。聴覚過敏や視覚過敏のある子どもの発達を考える場合、モロー反射を統合する(出ないようにする)ということが一つのポイントになります。その他にも、右脳と左脳のバランス(特に右脳の過活動や不安定性)が大切になってくると、さえぐさカイロでは考えています。感覚の過敏性をどのように無くしていけるかで、その後の活動の範囲が大きく変わっていきます。
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