ブログ(随時更新中)
「BPPV・頚性めまい」などを中心に勉強会を行ってきました!
シルバーウィークに、私が主催している「臨床応用神経学研究会」の
セミナーを開催いたしました。
会員でもある兵庫県の先生の治療院をお借りし、
2日間にわたって実施した今回のセミナー。
この研究会を立ち上げて1年半が経ちますが、
念願の「初・対面セミナー」となります。
同じ志を持つ先生方と同じ空間で学び合える時間は非常に有意義で心地よく、
あっという間の2日間でした。
今回のテーマは、臨床現場でも遭遇することの多い「めまい」についてです。
この日のために数ヶ月前から、自由時間のほとんどを費やして講義内容を組み立て、
できる限り分かりやすく資料をまとめてきました。
難解な神経学の仕組みをより深く理解していただくため、自作の模型を作成したり、
詳細な検査が行えるような新しい検査器具を開発したりと、
工夫を重ねて準備を進めてまいりました。
その甲斐もあり、当日は非常に濃密な意見交換と、
実践的なトレーニングを行うことができたと感じています。
一言に「めまい」と言っても、その原因は様々であり、対処法も全く異なります。
まずは危険なめまいを見分ける知識や検査法を正確に知ること。
その上で、私たちカイロプラクティック・手技療法の臨床現場で
「何ができるのか」を突き詰めていくことが重要です。
今回は、特に患者数の多い
良性発作性頭位めまい(BPPV)
頚性めまい(首からくるめまい)
を中心に、検査・鑑別から的確なアプローチ方法までを、
実際の現場で即座に活かせる「一連の流れ」として学んでいただきました。
普段の臨床でBPPVへのアプローチを行ったことがなかった先生も、
ワークショップの中でパートナーの先生のBPPVを的確に発見し、
見事にその場で症状が解消するアプローチができるまでに上達されていました。
参加された先生方が、これからの臨床で「めまい」に悩む多くの患者様に
満足していただけるようになれば、苦労して準備してきた甲斐があります。
これからも自分自身の学びを深めると同時に、
得た知識や技術を多くの先生方へ伝えていけるよう、
より一層精進してまいります。
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藤沢・茅ケ崎・平塚|「教えることは、学ぶこと」機能神経学を研鑽し続ける理由
日本における権威ともいわれている先生のもとで機能神経学を学び始めて18年目になります。始めは難解すぎてついていくのがやっとでしたが、いつの間にかその先生のセミナーで講師を務めるようになって10年が経ちました。当時は未熟な知識しかなく、人前に立って講義をすることは自分にとって非常に大きなチャレンジだったの覚えています。毎回緊張で胃が締め付けられていました。その中で必死に機能神経学の勉強をつづけ、なんとか受講生に分かりやすく伝えることを考えてきました。一区切りいついたところで講師活動はいったん終わりにしようとしていた矢先、受講生の数人からこれからも講義を続けてほしいという声をいただきました。私はこの分野の学位を持っているわけでもなく、国際的に通用する認定を受けているわけでもありません。受講生から権威とは無縁の私と一緒に勉強を続けたいと言ってもらえた時は、これまでの地道な活動が少しは役に立っていたのかと思えてとても嬉しく思いました。
そして一年前の4月から私が主催する機能神経学の研究会(臨床応用神経学研究会といいます)をスタートすることになりました。始めは9人でのスタートでしたが、少しづつ仲間も増えてきています。機能神経学を学んできた先生は多いですが、臨床にその難解な考え方を応用できている人は少ないのが現状です。この研究会の目的は、機能神経学の知識をさらに深めながら、臨床につなげられる知恵に昇華させることです。教えてもらった方法をそのまま行うのではなく、自分なりの方法で応用できるようになってもらうことを目標にしています。私も機能神経学を治療に使えるようになるまでにかなりの苦労がありました。私はエリートや天才でないため、試行錯誤の連続でした(今もそうですが)。そのせいで、分からなくて苦労している先生方の気持ちはよく分かります。勉強会の方法や内容を工夫して、それぞれの先生方が患者さんの役に立てるようになることを考えながら活動しています。
しかし、この研究会の活動をすることで一番恩恵を受けているのは私自身だと思っています。3か月に1度のペースで勉強会を開催していますが、毎回新たな研究発表や症例報告をするために、毎日の治療で様々なことを実践したり、資料作りのために調べ物をしたりしなければなりません。このような場がなければ楽なほうに流されてしまい、無駄な時間を過ごしてしまうと思います。もちろん研究が進むことで治療の幅が広がり、治療効果も良くなっていると感じています。私の尊敬する心理学者の加藤諦三先生は、「学歴が人を助けるのではありません。学問が人を助けるのです。」とおっしゃっていました。今はこのことがよく分かります。資格や学位を取ることが大切なのではなく、学び続けることによって自分自身が成長し、脳ではドーパミンが働くために活力も出て、周りにもいい影響を与えることがでるということだと思っています。
この研究会も2年目に入り、4月の初旬に5回目の勉強会を開催しました。内容としては、先日お話しためまいに関係する神経系を深掘りしましたが、会員の皆さんの熱心さによって私の方がエネルギーをいただけた気がしています。ここで研究した内容は必ず患者さんの治療に活きてくると確信しています。これからも学び続けながら、皆様のお役に立てるように精進していきます。
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