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藤沢・茅ヶ崎・平塚で【言葉の発達の遅れ】が気になる方へ|脳と身体から育むアプローチ
発達コースでよくみられる困りごとの第15回目は【言葉の発達の遅れ】についてです。
言葉を話せるようになるためには、以下の3つの力が発達の段階に応じて育つことが大切です。
・音を聞き取る力
・言葉を理解する力
・声を出して言葉を表現する力
1. 言葉を育む3つのステップ
【聴覚】音を聞き取る力
お腹の中の赤ちゃんの聴覚は妊娠中期〜後期に発達し、
外界の音やお母さんの声を感じ取れるようになります。
生まれてからは様々な音や声かけに反応しながら、言葉を聞き取る能力を育てます。
この時期からたくさん話しかけてあげたいですね。
聴覚が育っていないと言葉をうまく扱えません。
【理解】言葉を理解する力
喃語(なんご)での声のやり取りや、指さし・バイバイなどのジェスチャーといった
「言葉の前段階的なやりとり」を土台にしながら、
「ちょうだい」などの簡単な言葉の理解を経て発達していきます。
身近な人たちとのコミュニケーションの大切さがわかりますね。
【発声】言葉を表現する力
言葉を表現するためには、口・舌・喉の筋肉を上手に使えなくてはいけません。
大きな声で泣く、おっぱいをしっかり吸う、離乳食をもぐもぐするなど、
口や喉の機能の発達が基礎になります。
生まれるときの産声に始まり、泣き声を使い分け、
喃語を経て1歳前後に「初語」が出ます。
初めて「ママ」や「パパ」と呼ばれたときは感動しますね。
2. 年齢による言葉の発達の目安
通常、2歳ごろに言葉の数が急激に増えます。
それまでは感覚的な右脳優位の発達だったのが、
言語中枢のある左脳が急激に伸びる時期です。
1歳前後: 初語が出る
2歳ごろ: 言葉の数が急激に増える(語彙爆発)
2〜3歳: 意味のある文(二語文など)を話すようになる
3〜4歳: 簡単な会話ができるようになる
3〜5歳: 過去や未来の出来事を理解する
4〜6歳: 相手の立場や気持ちを考えられるようになる
5〜7歳以降: 冗談やたとえ話なども理解できるようになる
※必ずしもこの順番通りに進むわけではありませんが、
言葉の発達の大切な目安になります。
3. 言葉の発達が遅れていると感じたら
言葉の発達が遅れている場合、「どの段階で発達の留まりがあるのか」を
様々な角度から考える必要があります。
① 聴覚へのアプローチ(早期対応が重要)
聴覚に問題がありそうであれば、医学的な評価と対応を行いながら、
視覚的な手がかりを増やし、早期から言語刺激を十分に与えることが重要です。
特に3歳までの介入効果は非常に大きいと言われていますので、
早期に検査をして対処する必要があります。
② 脳のネットワークと身体の発達
言葉の発達の背景には、脳内の言語ネットワークの発達に偏りがある場合もあります。
言語に関わる主な部位は、左の側頭葉と前頭葉を中心としたネットワークです。
この領域の発達や、左右の脳が協調して働くことが重要とされています。
また、原始反射の統合や、体幹・姿勢の安定など、全身の発達が未熟な場合、
言語の発達に影響する可能性があることも指摘されています。
言葉の発達を促すためには、これらの様々な要素を考えあわせながら、
その子にとって現時点で最も良い刺激やかかわりを見極め、
楽しく継続して行っていくことが大切になります。
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藤沢・茅ヶ崎・平塚で【手先が不器用なお子さん】へ|原始反射と脳の特徴からひも解く
さえぐさカイロの発達コースでよくみられる困りごとの第8回目は【手先の不器用さ】です。
「お箸が上手に使えない」「きれいに字が書けない」「折り紙が苦手……」など、
指先の細かい動き(微細運動)が苦手なお子さんは多いものです。
不思議なことに、体育やスポーツは得意なのに、ノートの字が乱暴だったり、
折り紙を角に合わせてうまく折れなかったりすることもあります。
実はこれに、「左右の脳の特徴」や「発達の偏り」が大きく影響しているのです。
■ 「スポーツが得意」なのに「手先が不器用」なワケ
脳は、動かす筋肉の大きさによって得意分野がパキッと分かれています。
・右脳の仕事:大きな筋肉や関節を動かす(粗大運動)
走る、跳ぶ、ボールを投げるなど、一般的なスポーツや
ダイナミックな動きは右脳が命令を出します。
・左脳の仕事:小さな筋肉や関節を動かす(微細運動)
お箸を持つ、ペンを握る、折り紙を折るなど、
手先のミリ単位の細かいコントロールは左脳の得意分野です。
つまり、左脳の発達がまだ十分に進んでいないと、
手の小さな筋肉を協調させて細かくコントロールすることが難しくなります。
例えばお箸を持つとき、本来は片方のお箸を固定し、
もう一本を人差し指と中指だけで細かく動かしますが、
左脳が苦手な子は手全体で「握り込む」ように持ってしまいがちです。
字を書くときも、マス目から大きくはみ出したり、全体的に雑な印象になってしまいます。
さらに折り紙になると、利き手の細かさだけでなく、
両手を同時に協調させて折る必要があるため、
「左右の脳のつながり(脳梁の働き)」も深く関係してきます。
■ 「手先の不器用さ」と「おしゃべり」の意外な関係
左脳がコントロールする小さな筋肉は、実は手先だけではありません。
「言葉を話すときに使う、口や舌、喉の筋肉」もその一つです。
通常、言語の中枢は左脳にあります。
そして、「言葉を出力する場所(運動性言語野)」と
「手を細かく動かす場所(運動野の手の領域)」は、
左前頭葉の非常に近い部分に密集しているのです。
そのため、このエリアと他の脳の部位とのネットワークが弱いと、
手先が不器用になるだけでなく、「おしゃべりが少し苦手」「発音がはっきりしない」
といったことにもつながりやすくなります。
また、これらの筋肉を巧みに、スムーズに動かすためには
「右の小脳(左脳と深くつながっています)」の働きも非常に重要になってきます。
■ 手のコントロールを邪魔する原始反射「把握反射」
手先の不器用さに関係する、代表的な原始反射があります。
それが「把握反射(ははくはんしゃ)」です。
赤ちゃんの健康診断などで、手のひらを指でチョンと押すと、
ギュッと強く握り返してくるあの反射です。
赤ちゃんが触れたものを口に運んだり、
お母さんにしがみついたりするために必要なもので、
通常は1歳頃までに卒業(統合)します。
しかし、この把握反射が残ったままだと、
指先を独立させて細かく動かすことができません。
鉛筆やペンを必要以上に強い力でギューッと握りしめてしまったり、
手作業をするときに肩や腕全体にガチガチに力が入りすぎてしまう傾向があります。
■ 大人にも残っている?
実は大人でもこの把握反射が残っている方がいます。
その場合、「慢性的なひどい肩こり」や「どうしても上半身の力が抜けない」
といったお悩みに繋がっているケースがよく見られます。
■ さえぐさカイロのアプローチ
手先の不器用さを根本からラクにしていくカギは、
「原始反射の統合」と「左脳&右小脳の発達」にあります。
ただし、そのアプローチ方法やアプローチを行う順番・タイミングは、
お子様一人ひとりの今現在の発達状態(どこまで脳のネットワークができあがっているか)を
しっかり見極めて行う必要があります。
「うちの子、ただの不器用かしら?」「練習させてもなかなか上手くならない……」
とお悩みの方は、本人の努力不足と責める前に、ぜひ一度さえぐさカイロにご相談くださいね。
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藤沢・茅ヶ崎・平塚で【子供のぎこちない歩き方・よく転ぶ】にお困りの方へ|スムーズな動きを育む「発達と原始反射」のケア
さえぐさカイロの発達コースでよくみられる困りごとの第7回目は
【姿勢の問題④ぎこちない歩き方】です。
「よく転ぶ」「走るときに同じ方の手足が一緒に前に出る」「走り方がどこかぎこちない」など、
歩いたり走ったりする動きが上手くできない子供がいます。
実はこれも、幼少期に「運動の発達段階」を上手に踏んでこなかったことが原因で起こることが多いのです。
赤ちゃんの「動き」の発達には、以下のような決まった順番があります。
ステップ1:両側性の動き
両手両足を左右同時に動かす段階です。
赤ちゃんがベッドで手足をバタバタ動かしている状態です。
ステップ2:同側性の動き
寝返りを打つときの動きです。
顔を横に向け、そちら側の手足を伸ばし、反対側の手足を曲げて転がります。
片側の手足が連動して動く段階です。
ステップ3:対側性の動き
ハイハイの段階です。
右手と左足、左手と右足が、左右交互にスムーズに動くようになります。
このように、一つ一つの動きをしっかり経験して次の段階へ移ることで、
私たちはスムーズで無駄のない動きができるようになっていきます。
■ ぎこちなさの原因となる原始反射「ATNR」
もし、これらの発達段階のどこかで「十分な動き」を身につけないまま過ごしてしまうと、
歩く・走ることはできても、どこかぎこちない動きになってしまいます。
これに深く関係しているのが、「非対称性緊張性頚反射(ATNR)」という原始反射です。
これは先ほどの「ステップ2(寝返り)」のときに必要な反射で、
顔を横に向けたときに、向けた側の手足が伸びて、反対側の手足が曲がるというものです。
通常、成長とともにこの反射は卒業(統合)し、
ステップ3の「左右交互のスムーズな動き」へと移行していきます。
また、手足を動かしても頭や目がブレずに安定して使えるようになります。
しかし、このATNRが十分に統合されていないと、
手足を左右交互に動かすハイハイ、歩行、ランニングなどが難しくなってしまいます。
緊張した場面で、まるでロボットのように
同じ側の手足が同時に前に出てしまう子供がいますが、まさにあのイメージです。
走るときに顔が左右に大きく振れてしまうこともあります。
さらにATNRが残っていると、以下のような問題も起こりやすくなります。
- 両手を協調して使いにくい(左右の脳がバラバラに働いている感覚)
- 手と目の協調運動(ボールをキャッチするなど)が苦手
- スポーツで上達を目指したいのに、動きが邪魔されて伸び悩む
■ 大人にも残っている?「赤ちゃんのやり残し」を取り戻す
実は、このATNRが統合されないまま大人になっている方も少なくありません。
大人の場合は、体に強いねじれが見られたり、首の動きや目の使い方に問題が出たりします。
「慢性の首の痛み」を訴える方に、このケースがよく見られます。
子供たちのスポーツの上達や日常のギコチナサ、そして大人の頑固な体の不調も、
すべては「赤ちゃんの頃にやり残した運動を取り戻すこと」で、様々な能力が再び発達し始めます。
さえぐさカイロでは、どの段階の発達が隠れているかを見極め、
土台からスムーズに動ける体づくりをサポートしています。
気になる動きがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。
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藤沢・茅ヶ崎・平塚の勉強中の姿勢が悪い子どもへ|座位のゆがみと発達の関係
さえぐさカイロの発達コースでよくみられる困りごとの第6回目は【姿勢の問題③座位のゆがみ】です。
「勉強している時の姿勢が悪いのを何とかしたい」ということは非常によく聞くお悩みです。「良い姿勢で食べなさい!」「背筋を伸ばして勉強しなさい!」などと口でいくら注意しても効果はほとんどないはずです。昔はよく長い定規を背中に入れられたりもしました。もちろん効果はゼロです。座っている時の姿勢は常に意識して伸ばしているわけではなく、脳が無意識の中でコントロールしています。子供に良い姿勢で座る気持ちが無いだとか、筋肉が弱いからという理由で姿勢が悪いわけではないのです。
座っている時の姿勢にも様々な原始反射の統合が関係しています。骨盤や股関節、背骨、首、視覚などに関連した原始反射が関わります。その中でも大切な原始反射が対称性緊張性頚反射(STNR)です。この反射は首と手足に関係し、顔を下に向けると上肢が曲がって下肢が伸び、顔を上に向けると上肢が伸びて下肢が曲がります。赤ちゃんがおすわりをする頃に出現する原始反射ですが、STNR が統合されていないまま成長すると、座位で安定していい姿勢をとることが難しくなります。
たとえば、絵を描いたりノートに書いたりするために下を向くと、背中が丸くなってひじも曲げたくなり、机に顔を近づけたような姿勢になってしまいます。先生の話を聞くために顔を上げると、足を曲げて椅子に絡ませたような姿勢になり、手を伸ばして背もたれに寄りかかりたくなります。私は小学校低学年のころまでこのような傾向がありました。椅子の背もたれに寄りかかって後ろに倒れてしまい、よく先生に注意されていました。ふざけているわけではなく、STNRが統合していないために、その姿勢が落ち着くのです。
また、STNRは眼の遠近の調節にも関係していて、黒板とノートを交互に見るだけで疲れてしまうかもしれません。結果的に学業にも影響が出る可能性もあります。大人でもこの反射が統合されていないと、デスクワークやドライバーなど座り仕事に長年従事している人の中には、腰椎の変形やヘルニアになっている場合がよくあります。その他にも関連した原始反射がありますが、座っている姿勢をよくするためには、これらを上手に統合していくことが大切になるのです。

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藤沢・茅ヶ崎・平塚で子どもの姿勢が気になる方へ|立ち姿のゆがみと発達の関係
さえぐさカイロの発達コースでよくみられる困りごとの第5回目は【姿勢の問題② 立位のゆがみ】です。
赤ちゃんが立位を獲得するときには、おおよそ10か月~1歳半にかけて、つかまり立ち➡伝い歩き➡ひとり立ち➡ひとり歩き、という順番で発達段階を踏んでいきます。立位でいい姿勢が取れるためには、この時の発達段階を順序良く積み上げていること、体幹や手足の筋力がしっかりしていること、多くの原始反射が統合されていることなどが大切になります。
立ち上がる前の段階で寝返り、首上げ、はいはいなどをしっかりすることで、体幹や手足の筋力が鍛えられます。原始反射で特に重要なものは、足裏とバランス感覚に関係するものです。足裏をこすったり刺激したりしたときに足首や足趾が上に向いたり、足趾を過剰に握り込むような反応は良くありません。立った時のバランスの悪さや下肢の緊張につながります。
また、頭の位置や動きを感じ取る前庭系の原始反射である緊張性迷路反射(TLR)というものがあります。これは立位姿勢の前後バランスに大きくかかわります。TLRには前方TLRと後方TLRがあり、前方TLRが強く出ていると全体的に丸まった姿勢になり、後方TLRが強いと首や腰などの後ろの筋肉が緊張してきます。これらの原始反射が脳で統合されていることでバランスのとれた良い立位の姿勢がとれるのです。
立位に関する原始反射が統合されずに放置されていると、立った時にゆがんだ形で筋膜が固まってきます。よくみられるのがお腹が前に突き出て腰が過剰に反った幼児体型といわれる姿勢です。脚も内股になってきます。この姿勢は骨格の発達にも影響を与えて、歪んだ骨格のまま成長してしまうと、将来的に腰痛や肩こりの原因にもなってしまいます。もちろん、運動の発達にも影響が出ますので、体育が苦手、外遊びを好まない、練習してもスポーツが思うように上達しない、などということも出てきます。
このような状況でカイロプラクティックや整体などでおこなわれる骨格や骨盤矯正、筋膜リリースなどを行っても、ほとんどが一時的な効果に終わります。発達段階のどこで躓いているのかを見極めて、その子に適した刺激やトレーニングが必要になります。大人になっても発達段階の問題が残ったままの人も多くいます。肩こりや腰痛、ぎっくり腰の原因の一つが記憶もない幼少期に隠れているかもしれませんよ。
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