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2026-03-23 09:00:00

藤沢・茅ヶ崎・平塚|まぶしがる、人混みで疲れる…「視覚過敏」と脳や原始反射の深い関係

さえぐさカイロの発達コースでよくみられる困りごとの第2回目は【感覚過敏視覚過敏】です。皆さんは視覚といえば視力の良し悪しはあっても、眼の見え方は同じだと思っていませんか?「目で見る」ということは、電磁波の一種である光(可視光線)を網膜で受け取り、受け取った情報を神経の信号に変換し、大脳の後ろの部分に到達してはじめて「見えた」と感じます。この過程の中で、瞳孔の大きさを変えて光の入る量を調節し、レンズの厚さを変えてクッキリ見えるようにし、色や形、奥行や立体感、動きの方向やスピードなどを、脳で計算してまわりの世界が「見えた」と認知するのです。また、見たいものをしっかり見るには、眼の動きもスムーズでなくてはいけませんし、ときには眼を素早く動かしたりする必要もあります。眼を動かしているのも脳の働きです。

 

こう考えていくと、眼と脳に関する様々な機能が正常に発達していないと、眼は開いて見てはいるのに、まわりの世界を正確にとらえたり認知するスピードに遅れが出たり、見ているだけで疲れてしまうということが起こります。「視覚過敏」という観点から言えば、瞳孔の調節が重要です。眩しいときには瞳孔を小さくして、眼に入る光の量を少なくします。また、暗いところではまわりをよく見るために、少しでも光を取り入れようとして瞳孔は広がります。瞳孔を小さくする神経は副交感神経ですが、この神経の働きが弱いと、瞳孔が開き気味になってしまい、光の刺激に敏感になってしまいます。また、人混みなどで疲れてしまう視覚過敏のタイプは、脳で見たものの動きの処理が苦手かもしれませんし、ゴチャゴチャした部屋が苦手な視覚過敏タイプは、色や形、立体感などの処理が苦手なのかもしれません。瞳孔を小さくする副交感神経は、身体がリラックスするときに働く神経です。光に過敏に反応する子供は副交感神経の働きが弱いかもしれません。逆に、交感神経が優位になっていて、瞳孔が大きくなっている可能性があります。このような状態は視覚からの情報を集めるために敏感になり、まわりを常に警戒している神経状態になっています。前回お話しした聴覚過敏も同様で、非常にストレスを受ける状態です。この状態と関係が深い原始反射がモロー反射です。

 

モロー反射とは生まれる前から4か月ぐらいまでに出現する原始反射で、産声を上げるときに必要になります。大きな音や視覚刺激、落ちる感覚などによって引き起こされ、びっくりするような体の反応と交感神経の活性化(ドキドキする、呼吸が早くなる、汗をかくなど)という反応が起きます。子育ての経験がある人なら、赤ちゃんの頭がカクンとなった後に、ビクッとして手足を広げる動きを覚えているかもしれません。モロー反射は4か月くらいで段々でなくなりますが、中には大きくなってもこの反射が残っている子供がいます。怖がりや精神状態が不安定な大人にも、多くの場合で残っていたりします。聴覚過敏や視覚過敏のある子どもの発達を考える場合、モロー反射を統合する(出ないようにする)ということが一つのポイントになります。その他にも、右脳と左脳のバランス(特に右脳の過活動や不安定性)が大切になってくると、さえぐさカイロでは考えています。感覚の過敏性をどのように無くしていけるかで、その後の活動の範囲が大きく変わっていきます。

 

視覚過敏・モロー反射ブログ.png

 

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2026-03-16 08:32:00

藤沢・茅ヶ崎・平塚|【花粉症対策】 薬に頼らずスッキリ! 自宅でできる「痛くない鼻うがい」

花粉症の季節ですね!私もこの時期になるとくしゃみが何度も出たり、鼻水がタラ~っと流れてきます。私は薬を飲むのが嫌いなので、睡眠や食事などに気を付けて、良い状態に体調を維持することで少しでも症状が出ないように気を使っています。体調を整えることで、免疫が過剰になりにくくなり、症状の出方がマイルドになります。それと同時に、目や鼻の粘膜に付着した花粉をきれいに洗い流すことも大切です。薬局で鼻うがい専用の洗浄剤も売っていますが、自宅にあるもので手軽に鼻うがいができますので、チャレンジしてみてください!

 

<さえぐさカイロ流 鼻うがい>

 

1.食塩水を作ります。200㎖のぬるま湯に小さじ半分程度の食塩を溶かしてお椀やコップに入れます。温度は人肌程度、「温かい」より「ぬるい」感じです。

 

鼻うがい1ブログ.png 鼻うがい2ブログ.png

 

2.洗いたい方と反対の鼻の穴を指でふさぎ、少し息を吐いてから口も閉じます。

 

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3.鼻と口をふさいだまま顔を下に向けてお椀のお湯に鼻を入れます。顔が上がってお湯を鼻に流し込むようになると、むせて痛くなるので注意してください。

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4.顔を下に向けたままストローで吸うように片側の鼻の穴でお湯を吸い込みます。

 

5.顔が下を向いているのでお湯が口に落ちて来ます。そのお湯を口から出せば、鼻の奥の花粉やウィルスが洗い流されます。

 

6.ついでに残ったお湯で目とその周りを洗い、うがいをすればスッキリです!

 

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慣れるまでちょっと大変ですが、出来るようになると花粉症や感染症予防に効果的です!

*お水は煮沸したものや清潔な水道水をお使いください。

 

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2026-03-09 09:00:00

藤沢・茅ヶ崎・平塚で肩こりを解消! デスクワーク中にもできる「さえぐさ流」簡単体操

前回に引き続き【肩こり】Part2です。前回は肩こりには脳の機能がかかわっているというお話をしました。脳の機能が低下してくると背中をシャキッと伸ばすことができなくなってきます。具体的には肩や背中という身体の後側の筋肉が弱くなっていきます。その一方で、胸や腕の前の筋肉など身体の前側の筋肉が緊張してきます。その結果として猫背といわれるような肩が前のほうへ丸くなった姿勢になり、肩や背中の筋肉が常に伸ばされた状態で血流も悪くなって肩こりとなっていきます。そのような状態が長期化してしまうと、呼吸も浅くなりさらに脳の機能が低下して肩こりが慢性的になってしまいます。今回は肩こりに効果的なかんたんな体操をご紹介します。座ってもできますので、勉強やデスクワークの長い方、テレビを長時間みている方などはこまめに実践してみてください!

 

<さえぐさカイロ流 肩こり体操>

① 背筋を伸ばして両手の指先を肩に置きます

② 両肘を前で合わせ、左右に体を回します(2,3往復)

③ 頭の後ろで手の甲を合わせ、身体を左右に倒します(2,3往復)

④ 肘を後ろ方向で合わせるようにして胸を開き、顔を上下に向きます(2,3往復)

⑤ ②~④を何度か繰り返します

 

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藤沢・茅ヶ崎・平塚で「肩こり」が治らない方へ|揉むだけでは不十分な「脳」との関係

さえぐさカイロでよくみられる症状の第3回目は【肩こり】Part1です。腰痛と並んで多い訴えです。おもに背骨と肩甲骨を結ぶ僧帽筋という大きな筋肉が緊張して硬くなり、コリ感や痛みを感じます。よく姿勢が悪いから肩が凝る、と言われますが、人は1日中姿勢を良くしようとして生活しているわけではありません。ほとんど無意識に姿勢をとっているわけです。姿勢は意識に上らない部分で脳がコントロールしています。したがって、脳の調子やバランスが悪いと姿勢も悪くなって肩こりが慢性的になっていきます。

 

もちろん仕事で同じような姿勢と長時間続けていれば筋肉が緊張してきて肩こりを感じますが、そこにも脳の影響は必ずかかわってきます。脳が元気に働くためには

 

①十分な酸素(呼吸)  ②バランスの取れた栄養、とくに糖分   ③適度な脳への刺激

 

が必要です。息をつめてデスクワークや勉強していては肩が凝りますし(①)、甘いもののとりすぎで血糖値が不安定になったり胃腸の消化吸収に問題があるのも脳にとっては影響が大きいです(②)。そして前述の前頭葉のところでお話ししたような脳が元気になるような習慣も必要です(③)。

 

肩こりの治療として筋肉を強くもんでほしい方もいるかと思いますが、それでは一時的な刺激効果と血流が多少改善するだけで長続きしません。しかも、脳は強い刺激に慣れていくため、さらに強い刺激でないと満足しなくなります。強い治療を求めて治療院巡りをしている人も見かけます。強すぎる刺激は脳にとっては悪影響となります。脳のバランスを整えながら、適度な刺激で呼吸と血液循環を改善させ、脳が健康に働くように日常生活で出来ることをしていくことが必要です。

 

眼や三半規管などの問題、心臓・肝臓・胆嚢などの内臓の不調も肩こりに関係することがあるので、全身的な検査や調整が必要です。

 

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次回の【肩こり】Part2に続きます。

 

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2026-02-23 09:00:00

藤沢・茅ヶ崎・平塚の大きな音が苦手でお困りの方へ|音に敏感な「聴覚過敏」の原因は、脳のフィルター機能?

さえぐさカイロの発達コースでよくみられる困りごとを症状別にお話していきます。第1回目は【感覚過敏① 聴覚過敏】です。発達の凸凹を抱えている子供の中には聴覚の発達に問題がある場合がよくあります。赤ちゃんの頃にコンピューターで聴覚検査をすると思いますが、これは聴こえているかどうかを検査するものです。聴こえていない場合は大きな問題になりますが、聴こえていても過剰に音の刺激が脳まで届いてしまうのが聴覚過敏で、これも日常生活には多くの問題を引き起こします。

 

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耳から入った音の刺激は空気の振動として耳に入り、鼓膜を振動させ、さらに鼓膜の奥の小さな骨で振動を増幅させて、耳の一番奥の蝸牛器というカタツムリのような器官に振動を伝えます。そこから先は神経の伝達となり、脳幹という部分を上がっていき、反対側の大脳の横のあたり(側頭葉)に伝わります。この音の伝導路のどこかに問題があれば、通常は聞こえが悪くなります(難聴)。しかし、この伝導路に対して音を伝えにくくする(フィルターをかける)機能も我々にはあるのです。発達段階でこのフィルター機能がうまく育たないと、音がちょうどよく脳に届かずに、過剰な音として聴こえてしまいます。脳のフィルター機能で重要な部分はいくつかありますが、大脳の前頭前野と、脳幹の網様体という部分が重要だと考えています。

 

カクテルパーティー効果というものご存じでしょうか。大勢がいるパーティーでは様々な音や会話が飛び交っているにもかかわらず、目の前の話している人の声だけがよく聞こえて会話がもできます。これは、脳の中ではまわりの余計な音や会話の声をフィルターで抑えて、目の前の人の声をよく聞こえるようにしているからです。もしこの効果がないと、様々な音や声が同時に聴こえてきて、非常に煩わしく聞こえるはずです。音に過敏な反応をする子供はそのような状態にあると思われます。学校の授業でも集中することが難しいかもしれませんし、大きな音にも必要以上に驚くかもしれません。高い音や甲高い女性の声、様々な音が飛び交う駅や雑踏が苦手ということもよく聞きます。音に過敏なために周りを警戒するように身体が緊張しやすくなるかもしれませんし、非常に疲れやすくなるかもしれません。しかし、こういう音に敏感な特徴がいい方に向けば、音楽を楽しめたり、耳から聞いて理解がしやすかったりするかもしれません。

 

このような特徴を持つ子供たちにどのようなアプローチがあるのでしょうか。音がうるさいからイヤーマフを常につけるというのは根本的な解決にはなりません。静かなところにだけ居るわけにもいきません。やはり脳の発達を促し、ちょうどよく聞こえる聴覚システムを育てていかなければならないと思います。そのためには、左右の脳のバランスの良い発達、原始反射の統合、栄養や食事、遊びや運動など、その子に合ったことを組み合わせて取り入れることが必要になります。次回は感覚過敏全般に重要な原始反射の一つであるモロー反射についても解説していきます。

 

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